水彩画-292 『初夏のスケッチ(5)2020』

 7月中旬になっても、相変わらずの梅雨空。

 今回は、リゾートエリア 「清里の森」 内にある、森林公園で描いたスケッチを掲載する。


画題 『梅雨空の森林』 北杜市高根町 清里の森、 サイズ:A4

 200ヘクタールの県有林エリアに 別荘、ペンション、レクレーション施設が集約・整備されている 「清里の森」。夏場のこの時期、本来であれば都会からの避暑客が多く訪れる場所なのだが、コロナ禍の影響からかとてもヒッソリとしていた。

 森林公園には音楽堂など若干の施設があるが、基本的には芝地と森林が広がっているだけ。我々が普段描いている里山風景のように “全景・中景・遠景を構成する明確な絵要素” はほとんどない。こういう風景の場合、見たままを当たり前に描こうとしても、あまり面白いスケッチにならないということは我々皆感じている。
で...最近、先生が “樹木や林をザックリとぼかした感じで描写する” 試みをされているので、今回はそうした描き方をメンバー皆がトライしてみようということになった。

B 梅雨空の森林b.JPG
       <同場所の写真>B DSC07418 (2).JPG

私が留意した点は、

・梅雨空を上半分に広くとって、重く垂れこめた感じを表現する
・中景の林は樹木1本1本では無く、一連のカタマリとして捉える
・緑系の彩色はボカシを使って、シンプルに落ち着いた感じにする


 描いてみて感じたのは、

・絵要素の乏しい風景では、陰影描写がポイント(林の周囲)
・池面に写る樹影は、暗め(グレー系)にした方が良い
・水を多用するためボカシ技法は時間と共に色が沈むので、後で若干加色が必要

 我々にとっては新しい試みなので、コツを掴むのにはしばらく時間がかかりそうである。

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