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hiromochanの高原スローライフ

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hiromochanの高原スローライフ
ブログ紹介
こんにちは。近年、会社を定年退職したオジサンのブログです。八ヶ岳の麓(富士見高原)で好きなこと(水彩画、木工、ウォーキング、ゴルフなど)をしながらスローライフを楽しんでいます。
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この歳で “爺さん先生” に?

2018/08/17 08:41
 実は最近、ちょっとしたアルバイトをしている。
具体的には、知り合いが町内でやっている小学生対象の “学習塾のお手伝い” という仕事。

 この歳で、孫と同じ世代(実際私には孫は居ないが、居たとしたならばほぼ同世代のはず)の子供の学習のお手伝いをすることになるとは、夢にも思っていなかった。

 とにかく受けてもらえる人が居なくて困窮しているという先方の切迫した事情で “猫の手” 状態とは承知した上で、お断りしにくかったというのが正直なところだ。

 私の “任務” は、その日子供たちがやった 「小テスト」 を提出された端から “添削・採点して返す” というもの。基本的には満点(100点)になるまで子供は帰れないということで、添削を何サイクルも回さざるを得ない子も居るため、ピーク時は時間勝負で結構忙しい。
 勿論 「解答テキスト」 を見ながらやるわけだが、学年別・教科別(数・国・英)に何冊にも分かれているため、慣れないとテキストの該当ページ・箇所を探すこと自体に時間がかかってしまう。

 始めてから一ヶ月以上が過ぎた現在、やっと要領・コツのようなものが少し分かって来た感じだ。しかし、長年やっている “先輩(女性)先生” のように、

・子供毎の特徴・事情を分かった上での指導の仕方
・子供が何か聞いて来た時の、適切な対応(厳しさと優しさの加減)

などは、とても無理。

 まあ、今更そういうこと(仕事っぽいこと)でストレスを溜めるようなのは正直避けたい自分なので 「そこまでの期待はされていないはず...」 と割り切って、最低限の “任務” に徹することにしている。

 気がつけば、リタイアして7年。
 会社勤め時代には長い間当たり前だった 「給料」 の受け取りというものが途絶えて久しいわけだが、先日初めて 「月のお手当」 なるものをいただいて、何だかとっても懐かしく感じた。
 “勤務“ は週2回で曜日と時間がほぼ決まっているわけだが、心身ともに ”サンデー毎日“ に慣れきってしまった自分には、正直その ”拘束感 “ はちょっとつらい部分もある。友人からの遊びの誘いや、美術会の行事など今まで余り必要もなかったスケジュール調整について、若干気を遣うパターンが増えてきた。しかし、それも緩みきった生活への ”規則性刺激“ として考えれば、勿論歓迎すべき事でもあるわけだ。
 
 気力面・体力面種々の事情でいつまで続けられるかは未知数ではあるが、これも人助けの一つだと思ってしばらくはやってみようかと考えている。 

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水彩画-200 『おわらの町並み』 & 小旅行記

2018/08/10 08:09
 富山市方面へ小旅行をした6月下旬、 “風の盆” で知られる 『八尾(やつお)町』 を訪れた。

 毎年9月初めに行われる “越中おわら風の盆” は近年全国的に有名になり、3日間で25万人ほどの見物客が訪れ大変な賑わいとなるようだ。生の踊りを見てみたい気持ちは多々有れども、祭り最中の混雑状態は大苦手な我々ゆえ、敢えて人が余り出かけないであろう梅雨時を狙ってみたという次第だ。
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 当日は日中30℃を超える暑さの中、町に足を踏み入れてみると通りの人影はまばら(というか、殆ど人が歩いていない)で、気味が悪い程の静けさだった。八尾は人口2万人ほどのこじんまりした山里の町で、勤め人が多いこともあり 「観光客の少ない時期はこんな感じですよ」 と地元の人が話してくれた。
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 主な観光施設である 「八尾おわら資料館」 「曳山展示館」 などをメインにゆっくり見学して、おわら関係の歴史・由来や内容などについて、ざっくりとではあるが一通り理解することが出来た

例えば

1) おわら節は300年以上の歴史が有り、由来には諸説ある
2) おわら節の歌詞は、近代になってから何人もの著名な文化人が関与する中で変化してきている
3) 町内は11地域に分かれており、それぞれの地域毎に踊り手がいる
4) 台風シーズンの時期に “豊作を祈り” “風の被害が起こらないよう願う” 行事として、「風の盆」という呼び名が付けられた
5) 昔の八尾は、材木と生糸の生産が盛んで大変裕福な町だったため、経済的に負担の大きな祭り(踊り・曳山屋台)を継続・発展出来た
6) 三味線と共におわら節に欠かせない ”胡弓” は、近代になってから使われるようになった
7) ここの曳山は、角を曲がる時には大勢の曳人の力技により車輪を引きずって向きを変える(高山の曳山はジャッキ等で車輪が少し持ち上がり少人数で回転できる)

というようなこと。そして、最も驚いたのは

8) 踊り手になるためには厳格な条件
  ⇒ 「女性は25歳以下の未婚」 「男性は30歳以下の未婚」で地元(出身)の若者のみ

 
があるということだった。
今の時代こうした閉鎖的な条件の元で、踊り手が確保できているということ自体が信じられないわけだが、外部の人間には分からない “プライド”や“郷土愛” のようなものが根強くあるのだろうと想像する。

 さて前置きが長くなったが、記念すべき水彩画関連記事200回目の今回は、この旅行時に撮って置いた写真を元に最近絵に起こしてみた2点を掲載する。


1.画題 『おわらの町並み@』 高台から見た上新町 、 サイズ:A4

 「曳山展示館」の中庭から見た町並みが綺麗だったので、絵にしてみた。手前の紫陽花が見頃で、モノトーン調の家並みに対して、文字通り “花を添える” 感じにしてみた。
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       <同場所の写真>
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2.画題 『おわらの町並みA』 井田川対岸より見た西町、 サイズ:A4

 町の人に教えてもらった眺望の良い場所として、井田川の対岸から見た坂と石垣のある町並み(西町付近)を絵にしてみた。
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       <同場所の写真>
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 よく見ると、石垣の上部と下部を人が徒歩で行き来する階段が随所に在る。昭和感たっぷりの家並みは勿論だが、そうした “生活通路としての階段”のある風景を表現して見たかった。しかし、いざ描いてみると(紙面サイズや色調の関係で)なかなか難しいものだと実感した次第。
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水彩画-199 『盛夏の避暑地ショップA』

2018/08/03 08:34
 先週末の台風12号の通過で、暑さとカラカラ状態に一息つけたところだったが、今週また猛暑に戻ってしまった。 この暑さは、一体いつまで続くのだろうか?


 いつもの仲間との7月最後のスケッチは、やはり “暑さ凌ぎを優先” するということで、前回に引き続き、清里 「萌木の村のショップエリア」 に出かけた。


画題 『盛夏の避暑地ショップA』 北杜市清里 萌木の村、 サイズ:A4

 前回描いたショップの直ぐ手前に 『キャロル』 という “ランチと自家製ケーキ” のレストランがある。以前にも描く候補にと思ったことはあるが、程よい角度からの足場の確保が難しく諦めていた経緯があった。この日はたまたま、正面のアプローチロードに障害物がなく日陰にもなっていたので、初めて題材に選んだ。
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       <同場所の写真>
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 陣取った場所は店の直ぐ前なので、建物全体を入れて描くのは難しかった。それで、お店の左側半分を切り取ったような感じで描くことになった。
ズームアップの場合は、建物構造については余り詳細描写にこだわる必要は無い。
一方、
・玄関周りの看板やデコレーション類
・窓ガラスを通して見える部屋内部の様子
・窓ガラスに映る外部や光と影

などに焦点を当てることになる。

 また、建物部分がやや暗めなので周囲の緑は意識的に明るめにしてコントラストを出すように心掛けた。
 描いている間に何人もの人(お客さん)が入ったり出たりしていたが、デッサン時にタイミングよく居てくれるわけでも無い。その辺のところは “居て欲しい人影” をイメージで適当に描き込んでみた
 
 さて、メンバーの意見集約により、このスケッチ会は8月1ヶ月間夏休みということになった。これだけ暑さが続くと、私も少々体がバテ気味だったので丁度良かったのかも知れない。その間、体調・天気・意欲の3拍子が揃えば一人でもブラッと近場スケッチに出かけるかもしれないが、まあ余り無理はしないでおこうとは思っている....。

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アトリエ随窓ー17 『夏の風物詩』 & 水彩画−198 『盛夏の避暑地ショップ』

2018/07/27 08:39
【 アトリエ随窓-17 『夏の風物詩』 】

 全国的な猛暑となった7月後半、富士見高原も2週間ほど30℃超えが続き、普段暑さに慣れていない我々としてはさすがに応えた。この間、雨も全く降らず周囲の植物もカラカラ状態。

 例年であれば、真夏でも長ズボンと長袖のシャツを手放せないのがこの地の生活なのだが、今年は短パンとTシャツ一枚で外出することがすっかり定番になってしまった。
 元よりエアコンの無い我が家では、唯一の冷房設備である扇風機を長時間回す日が続いた。とは言え、夜間の気温はかなり下がるので、窓を少し開けておけば睡眠時は何とかやり過ごすことが出来るのは有り難い。

 昨日あたりから日中の暑さも和らぎ、予報では今週末からいよいよ通常の気温に戻りつつあるとのことで、やっと一息付けそうである。


 さて、我が家周辺の “夏の風物詩” として、別荘林に群生する “ヤマユリ” が満開となり独特の甘い香りが漂っている。
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 例年梅雨明けの頃に始まる “ヒグラシ(蝉)” の鳴き声とともに、本格的夏の訪れを告げるタイミングは、猛暑の今夏も殆ど変わらないのは不思議でもある。 
 
 ひとつビックリしたことがあった。ある朝アトリエのドアを開けると、向かいの林に ”鹿” が居たこと。体長からして小鹿のようだったが、恐らく親鹿と一緒に山から出てきてちょっと離れてしまったのだろう。
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 ほんの数メートル先に居る “彼?” も私に気がついて、一瞬目と目がしっかり合ってしまった。里山に出没する鹿は、人間慣れしていて全く動じない。急いで写真を撮った直後、”彼” なりのペースでゆっくりと林の奥へ移動して行った。

−−− ◇ −−− ◇ −−− ◇ −−−

【 水彩画-198 】
 さて、今日の水彩画はいつもの仲間と、 清里の 「萌木の村」 の園内で、花に囲まれた雰囲気の良いショップを見つけて描いたスケッチを掲載する。

画題 『盛夏の避暑地ショップ@』 北杜市清里 萌木の村、 サイズ:A4

 とにかく暑いので 「何を描きたいか?」 では無く 「涼しい所で描く」 を優先した結果、林に囲まれた避暑地リゾート地である 『萌木の村』 の木陰で描くことになった。平日とは言え、清里一番のリゾート施設故に結構な人出で賑わっている。最近は特に中国・東南アジア方面からの観光客も多い感じだ。

 以前に描いたことのあるショップの隣に 「フェアーヘブン」 という小物ショップがあり、“色彩豊かな緑と花に覆われて“ いかにも絵に成りそうだったのでここを描くことにした。
 従前は建物全体をバランスよく紙面に納めて描くことが多かったが、今回はもっとズームアップし、絵要素の多い(特徴のある)部分に特化して描くように心掛けた。
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       <同場所の写真>
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 留意点としては “周りに覆いかぶさるような樹々と色鮮やかな花々” 及び “入り口や窓から垣間見えるショップの内部の様子” などがポイント。描くべき絵要素が多岐に亘っているため、いつもより時間がかかり神経も使ったスケッチだった。
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買って良かった快適枕

2018/07/20 08:25
 半月ほど前に通販で 『枕』 を購入した。それがとっても “いい感じ” だったので、今日はその事を書いてみたい。
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 以前から腰痛持ちだった私だが、この1、2年 “首凝り” の症状も出て、特に朝起床した時に酷い傾向にあった。整形外科でレントゲンを撮ってもらったところ 「背骨や脛骨に若干湾曲が見られる」 という診断。だからといって積極的治療方法も無く、痛み止めと 「お大事に...」 というお言葉をいただいて診察終了。結局、掛かりつけの接骨院や鍼灸院へ定期的・間欠的に通院を繰り返すといった状況が続いている。

 一方、お医者さんや知り合いから 「自分に合った枕を使うようにすれば、結構改善する人が多い」 という話も聞いていたので、機会あるごとに何か良さそうな枕は無いかと物色していた。たまたま先月、富山市内のあるホテルに宿泊した際に 『心斎橋・西川』 というタグのついた枕が結構快適だった。

 後日、インターネットでこの会社の枕を調べたところ、グループ会社も含めて随分色んなタイプのラインナップがあることが分かった。ホテルで利用した枕は人口羽毛を詰めた “ふわふわタイプ” だったが、口コミ情報によるとヘタリ易いという欠点もありそう。むしろ 『東京西川』 社の 『首・肩フィットまくら』 という製品が評判良いのを知り、思い切ってこれを購入することにした。
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 主な特徴は、以下の通り。
@ 詰め物は、通気性・弾力性に優れたソフトパイプ(マカロニ状)
A ソフトパイプは、自分に合った高さに量の加減可能(チャック部から)
B 中央が凹んで後頭部を支え、左右はやや高めで横向き寝の高さを確保
C 首・肩にフィットするアーチ型形状
D 自宅で丸洗い可能

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 詰め物の 「ソフトパイプ」 は、そば殻等に比べるとかなり柔らかいが適度なホールド感もある。弾力のある素材なので今のところヘタリは殆ど無く、通気性も良い感じだ。

 高さが 『低め』 『高め』 の2種類があり、私の場合 『低め』 を選択したが、

 購入直後から 
・ 首凝り・痛みが半分以下に軽減
・ 睡眠の深さや質が良くなり、起床時の寝不足感が改善

 という効果が有るように感じている。

 慢性的首凝りの原因は、生活習慣や体質の問題など色々あると言われているけれども “枕の選択” は重要な要素の一つだということは確かなようだ。
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水彩画-197 『天空の牧場(まきば)』

2018/07/13 08:38
 先週のブログ記事に載せた 『第36回 富士見美術展』 が現在開催中です。

 前回に引き続き、私の出展作品の3点目を紹介します。


画題 『天空の牧場(まきば)』 北杜市大泉町、 サイズ:P10

 一ヶ月前の本ブログで 『薫風の牧場(まきば)』 という習作を掲載したけれども、それをベースに美術展出展用としてP10号に描き直したのが今回の作品。
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       <習作:『薫風の牧場A』>
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 習作から本作へ再描するにあたって、留意した点は以下の通り。

・遠景:中央奥が、遥か遠くまで抜けていく感じの描写(左右から伸びる山の裾野と盆地のイメージ)
・中景:左右から中央奥に向かって連なる森林と合間に見え隠れする草地の描写
・中景:右側レストハウスの削除、逆に複数の畜舎の挿入
・近景:手前に居る馬のデッサン

 実際、この場所(まきば公園の北側展望台)から見える風景とは微妙に異なるわけだが、緑鮮やかな牧草地と、遥か遠くまで見渡せる雄大なイメージはそのまま表現しようと心掛けた。


【富士見美術展 展示状況/写真】
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水彩画-196 『富士見美術展に向けて(古民家と水田)』

2018/07/06 08:30
 所属する美術会定例の 『富士見美術展』 が来週(7/10)から始まる(今年は第36回)。

 主幹事の立場である私としては、このところ “展示会の準備” と “自身の出展作品の創作” の両面でそれなりに時間を費やしている。

 今回の記事では、出展予定の内 『古民家と水田』 を題材にした2点を掲載したい。



1.画題 『古民家と水田(T)』 北杜市高根町箕輪、 サイズ:P8

 今年の春から初夏にかけては、水田地帯の風景を随分とスケッチした。そんな中で、いつもの仲間と出かけた “高根町箕輪地区にある古民家” が絵の題材としてとても印象深かった。

 この地域には、随分と大きく立派な古民家が2軒あるが、それぞれ特徴があり趣きがやや異なる。
それで、今回美術展出展用にじっくりと描いてみようと思い立った。

1作目は 『大屋根と白壁の古民家』 を題材にした
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       <同場所の写真>
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留意した点は
@ 木々の色彩を意図的に鮮やかにすること
A 実際には白っぽかった大屋根の色を、アクセントとして赤銅色に変えたこと
B 画面右側に田植え作業中の老夫婦の影を入れること  


2.画題 『古民家と水田(U)』 北杜市高根町箕輪、 サイズ:P8

 2作目は 1作目の右隣にあった 『茅葺と土壁の古民家』 を題材にした。
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       <同場所の写真>
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留意した点は
 @ 木々の色彩を地味に抑えること(1作目との対比)
 A 構図を工夫して、家の角度と田の畦道の相対位置のバランスを良くすること
 B 実際にははっきり見えなかった水面映り込みを、ある程度描写すること
 C 画面左側水田の苗列描写に依り、遠近感を強調すること

 普段我々が描いている春の水田のスケッチとしては  
 「手前に連なる水田」  「中景に点在する民家と林」  「遠景に見える山並み」 
といった構図の絵が定番である。

 一方、今回の作品は、
・趣のある古民家を主題に大きく入れ、出来るだけ細部も描き込む
・鏡のような水面に家と林の影が映り込む様を綺麗に描写する  
という点で ”新鮮な感覚” で創作することが出来た。


<第36回 富士見美術展 のご案内>

・内容:会員の作品を中心に 油彩・水彩・パステル・アクリル・日本画など 100点近く展示
・期間: 7月10日(火)13:00 から 7月16日(月)15:00まで
     ※上記以外の日は 9:00 〜 17:00 
・場所: 富士見町 コミュニティ・プラザ(図書館2階) 大会議室

 どなたでも自由にご覧いただけますので、お気軽にお出かけください

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水彩画-195 『写生会/井戸尻遺跡にて』

2018/06/29 08:47
 所属する富士見美術会で、先週末 「初夏の写生会」 を行った。

 予め役員の話し合いで、場所は富士見町信濃境にある 『井戸尻遺跡』 と決められていた。ここは例年6月から7月にかけて、園内の池に “スイレン” や “アヤメ/花菖蒲” “蓮” などの花を観賞できることで知られている所である。
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 この時期、屋外行事は何といっても天気予報との睨めっことなってしまう。で、2日前に決定して連絡網により全会員へ通知するという際どい設定となってしまった。それでも、当日は梅雨の合間を縫って良く晴れたためか、20名を超える会員参加となり大変な盛況ぶりであった。

 今回は、当日自身が手早く描いたスケッチ2点を掲載する。


1.画題 『井戸尻のスケッチ1(スイレン)』 富士見町信濃境、 サイズ:A4

 遺跡の敷地内には、元は田んぼだった一帯をスイレンや古代蓮の繁殖池として数か所整備されている。今回は、そうした夏の花を題材にした写生会という意図ではあったが、人によっては水車小屋や竪穴式住居などを入れた “遺跡風景” を選択した人も見かけた。

 私の最初の一枚は、やはり 『スイレン』 を選んだ。但し、花を描くといっても2,3輪をアップするのではなく、やや低い目線で池を手前から奥まで広く見通すような構図にした。
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       <同場所の写真>
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 私自身、普段あまり “花の絵” は描かないのだが 「池全体に繁茂するスイレン(花と葉)の様と水面の色や光の変化」 を表現するつもりで描いてみた。



2.画題 『井戸尻のスケッチ2(花菖蒲)』 富士見町信濃境、 サイズ:A4

 もう一枚は “ひと目/縄文遺跡公園らしい絵” を描きたいと思い 『水車小屋と竪穴式住居』 を入れた構図にした。
 
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       <同場所の写真>
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 丁度都合が良いことに 『花菖蒲』 の咲く池の端から水車小屋と竪穴式住居をバランスよく見通すことが出来る一角がみつかった。手前に白い花菖蒲をやや誇張して大きく入れ、その周りに濃紫色の花菖蒲も沢山描き込むことで、その奥の中景・遠景の単調さをカバー出来そうだと考えた。
 但し、白い花弁は周りを暗く落とさないと浮き出て来ないという点でちょっと難しかった。

 <考 察: 紙面の “縦使い”>
今回の2点は珍しく紙を “縦使い” で描いてみた。
 
 一般的に風景画の場合は、空間の広がりを表現しやすいということから “横使い” が多いが、題材によっては “縦使い” の方が合う場合もありそうだ。有名な例としては江戸時代の 『浮世絵』 で、敢えて “縦使い” にすることで風景に奥行き感を強調している作品も多い。
 今回の2点は何れも、目線が手前から奥へ(縦方向に)動いて行くような構図なので、この選択は合致していたのではないかと感じている。
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水彩画-194 『朽ちゆく古民家』

2018/06/22 08:35
 梅雨時の屋外スケッチは 「雨に降られなければ幸い」 と思うべきで、遠くの山まで見通せる天気というのは殆ど期待出来ない。

 先週、陽が出て暑いけれども遠景は見えないという条件の日に、いつもの仲間と描いた “古民家のスケッチ” を一点掲載する。


 北杜市高根町の南部から141号線を横切り東側に進むと 「須玉町下津金」 という地域に入る。古い廃校をレストラン等に活用した 『美味しい学校』 という施設の脇を抜け、県道を少し南に下ると一時代前の古民家が点在するエリアがある。
 『油屋』 という商店の周辺で、題材となりそうな古民家を皆でしばし物色するが、なかなか 「待ってました」 というような訳に行かない。
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 結局、商店の2軒ほど隣に殆ど “廃屋状態” の古民家があったので、道路脇に陣取って斜めから見た感じで描くことになった。

画題 『朽ちゆく古民家』 北杜市須玉町下津金、 サイズ:A4

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       <同場所の写真>
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 建物を描く場合 “範囲を何処まで入れるか?(何処で切るか?)” ということがポイントの一つとなる。周囲に適当な点景が有れば広くとるのも良いだろうが、今回の題材では奥の林くらいしか無いので、建物に注力してアップ気味に描くメンバーが多かった。それでも私は、やや広めにして右奥のちょっと手前くらいまで入れる構図とした。

 彩色で留意したのは、瓦屋根の色合い。落ち葉やコケ類による経年を表現するためには “寒色系だけでなく暖色(茶系、黄系など)も部分的に入れる” ことを学習した。また、土壁の独特の色合いを出すために “イエローオークにオレンジ系の色を少し入れてから、グレーで彩度を調整する”  という工夫も勉強になった。

 考えてみれば、今回のような “朽ちかけた古民家・蔵” といった題材は、近隣エリアで結構見かけることが多い。しかし、年々 ”取り壊し” ”建て替え” 等が進み、そうした姿が失われているのも事実である。これまで余り絵の対象として意識していなかったが、ひとつのシリーズとして描くと結構面白いかも知れない....。
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水彩画-193 『薫風の牧場(まきば) 習作』

2018/06/15 08:40
 5月、仙台での法事に参列した際、親戚の一人の方から 「絵を一枚貰えないか?」 との依頼を受けた。

 その人は、家族ともども昔から大の “競馬好き” ということで、絵の主題は “馬” にして欲しいとのことだった。

 しかし私の場合は “風景画” が専門で、人にしても動物にしても 所謂 “肖像画” 的なものは普段描いていない。それで 「“馬の居る風景” というイメージなら何とか描けると思います」 とお話をして、了解をいただいた。

 このところ季節柄 “水田” を主題にした絵に集中していたけれども 「さて、そろそろ件の絵のことも考えなければ....」 と思い起こした次第。
 所属する美術会の美術展が丁度7月にあるため、せっかく描くのならそれに向けてターゲットを合わることにした。

 場面設定を北杜市大泉にある 『まきば牧場』 に決めた。過去何度も仲間とスケッチに出向いているので、いわゆる “絵に成る構図” が頭に入っているのが理由。
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 但し、ここの牧場は羊や牛がメインで、馬はポニー風の種が僅かしかいない。従って、馬自体は別の場所で取材して入れ込むことにした。
そうした準備を経て、先ずは小サイズの習作を描いてみたので、今回はその2点を掲載する。



1.画題 『薫風の牧場(まきば)−習作1』 北杜市大泉町 まきば牧場、サイズ:B4

 まきば公園は八ヶ岳の中腹に位置しているため、北から南方向にかけて結構きつい傾斜地に造成されている。絵として題材に成りそうなのは大別して 上(北側)から見下ろす構図 と 下(南側)から見上げる構図 の二つがある
 習作一点目は “見上げる構図” とし、ほぼ見た通りのイメージで描いてみた。
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       <同場所の写真>
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 但し、東北の人に贈る絵としては 天下の“富士山” を入れたかったので、やや無理をして遠景に入れてみたのだが....  正直、やはりちょっと不自然さを感じた。
 一方、馬のデッサンは少し “メルヘン調” に成ってしまったのが反省点。


2.画題 『薫風の牧場(まきば)−習作2』 北杜市大泉町 まきば牧場、サイズ:B4

 習作2点目は “見下ろす構図” とした。一段高い展望台から見る風景は雄大そのもので、天気が良ければ遠景に富士の裾野辺りまで見通すことが出来る。
 但し、手前から中景にかけての牧草地については、単純すぎて面白みに欠ける。そこで、点景(柵、畜舎、樹木)などを若干追加・アレンジして構図に変化を付ける工夫をした。
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       <同場所の写真>
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 馬については、一作目の反省点を踏まえてデッサンに留意したつもり。

 今回の結果を踏まえて、本番の絵は 「習作2」 をベースに描くことにしたい。
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水彩画-192 『薫風の水田スケッチ(V)』

2018/06/08 18:02
 いよいよ関東甲信地方も6日に梅雨入りしたが、翌日からは良く晴れて明るい初夏の陽となり、やや拍子抜けといった感じ。
 とは言え、週末からは数日間雨模様との予報。これから本格的梅雨となると “スケッチ泣かせの季節” 到来である。

今日は、前々回・前回に続いて 『薫風の水田スケッチ』 シリーズ第3弾として2点を掲載したい。


1.画題 『薫風の水田(E)』 富士見町先能、 サイズ:A4

 5月は、富士見町落合地区に一人で出かけてスケッチをすることが多かった。主たる題材は全て “水田” である。この日は国道20号線沿いにある 「先能」 と呼ばれる小さな集落。近くに 「武智鉱泉」 という古くからの鉱泉施設がある地域だ。

 釜無川と国道に挟まれた僅かな耕地に小さな水田が連なり、その周辺には民家が点在している。何処にでもある風景と言えばそれまでだが、箱庭のようにまとまった里山の雰囲気を感じさせてくれる。
 川越しの小さな水田群と、右側から迫る山の新緑を対比させて一枚描いてみた。
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       <同場所の写真>
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 初めは、画角を広く取って手前の川岸をしっかり入れて描こうかとも思ったが、紙サイズが小さいことを考慮して、今回は川を入れない程度にズームアップすることにした。もしも、大きなサイズで描くことがあれば、川を入れて描いても良いと考えている。


2.画題 『薫風の水田(F)』 高根町箕輪、 サイズ:A4

 5月最後のスケッチ会は “生憎の強雨” に見舞われた。
遠景は全く期待できないので、古民家と水田をテーマに描こうということになった。

 高根町南端の 「箕輪地区」 には大きな古民家が2軒連なっている一角があり、過去に2,3度描いたことがあるが、何れも季節が秋だったように記憶する。春の水田風景を期待して現地へ行ってみると、正に水が入り田植え直前の状態でタイミングはピッタリ。但し強い雨の中、車の中から横を向きながらの作業になったこと、水面が荒れて映り込みは鏡のように綺麗というわけに行かなかったこと、 が残念な点。

 それでも、古民家のデッサンと緑鮮やかな林の彩色に留意して何とか仕上げてみた。
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       <同場所の写真>
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 私は、やや画角を広げて右側にある主力の古民家以外に左奥の民家も入れた構図とした。一方、他のメンバーの場合はメインの古民家に絞って正面から捉えていた。小サイズの構図としてはその方が良かったのかもしれないというのが今回の反省点。


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水彩画-191 「薫風の水田スケッチ(U)」

2018/06/01 08:39
 今週はどんよりとした曇り空が多くなり、梅雨入りが迫っていることをを伺わせる。

 しかし今回の記事は、先週に引き続き 『薫風の水田スケッチ』 の第2弾を掲載したい。



1.画題 『薫風の水田(C)』 北杜市大泉町谷戸、 サイズ:A4

 5月後半のスケッチ会は、大泉町谷戸地域で描くことになった。以前にもこの辺りで描いたような気がするが、時期は良く覚えていない。
 先週と同様、手前に水田を入れ奥に南アルプスという構図だ。但し、たまたまこの日は珍しく午前中のスケッチだったので、南アルプスが “順光” となり山肌が綺麗に見えているのが前回と異なっている条件。また、立ち位置が水田沿いの道路脇なので棚田を見る目線が結構低くなっている。
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       <同場所の写真>
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 工夫した点は、以下の2点
 @ 甲斐駒ケ岳の水面への映し込みを描くため、手前に斜めに入る畦の位置を少し下へ移動
 A 南アルプスの折り重なる山肌を、いつもよりも丁寧に表現


2.画題 『薫風の水田(D)』 富士見町境国界付近、 サイズ:A4

 先週に引き続き、富士見町の国界付近で描いた一人スケッチの2作目。
 ポイントは前作と同じだが、見る方向を “南側” に振って描いてみた。
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       <同場所の写真>
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 自分の立ち位置は高所の道路沿い。結構の勾配のある棚田が手前から数段に亘って奥へ続き、その先は左右から山が交互に迫っているという典型的春の里山風景。

 構図は取り易いが、点景となる民家や遠近感を強調する道路などの要素が全く無いので、描いてみて何となく面白みのない絵だと感じた。水田で作業をしている人やトラクターなどを適当に入れることで、もっと雰囲気を出せたのでは無いかと反省した次第。
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水彩画-190 『薫風の水田スケッチ(T)』

2018/05/25 09:49
 5月の風は実に爽やかだ。
 周囲の里山は新緑の美しい色彩に溢れ、田には水が入り周りの風景を映し出してくれる。
 高原の5月は、一年の中で最も美しく過ごし易い季節だと感じている。
 仲間あるいは単独で、機会あるごとに積極的に屋外へ出かけ 『薫風の水田』 を題材にして、集中的にスケッチをするように心掛けている。

 今回は、周辺の田園地帯で描いたスケッチを2点掲載したい。


1.画題 『薫風の水田(A)』 北杜市高根町長澤、 サイズ:A4

 5月中旬の田園地帯は “代掻き” の只中で、いわゆる “水鏡” の現象を期待したいところ。たまたま出かけた日は風がやや強く天気も曇りがちであったため、映し込みにはやや不利な条件だったが、風が弱まると一時的に民家や樹影が映ることもあり、そうした一瞬を良く見て描くように心掛けた。
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       <同場所の写真>
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 構図面では、一番手前の畦道の角を左端に大き目に入れ、画面に変化を付けるようにした。
一方、遠景の山については、甲斐駒ケ岳の上半分は雲に隠れていたので、見たままの状態を描写することにした。


2.画題 『薫風の水田(B)』 富士見町信濃境国界付近、 サイズ:A4

 やはり5月の中旬、単独で出かけたのが信濃境エリア。
国道20号線が山梨県と長野県の境界を通過する地域は、いにしえ依り 『国界(こっかい)』 と呼ばれている。東西が急斜面の山に挟まれ、一番低いところに釜無川が流れており、 謂わば “谷合の山村” といったイメージである。
 中央道小淵沢ICから国道20号線へ出る県道が、小淵沢の山中をくねくねと下り最後に視界が開けたところがこの 『国界』 地域で、地積は富士見町信濃境下蔦木となる。かねてより、最後のカーブを下る辺りから見る里山風景が絵に成りそうだと見当をつけていたので、この新緑時期に足を向けてみたという経緯である。

 現地に立ってみると題材として色んなアングルが有りそうだったが、取り敢えず一枚目は素直に国道の信号“国界”方向を選んだ。
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       <同場所の写真>
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ポイントは、
・手前に丁度代掻きの水が入った棚田
・奥に盛り上がる急斜面の山肌に広がる新緑
の2点。
新緑の色合いがやや地味になってしまったかも... 水田をもう少し白く残しても良かったかも...
など気になる点もあるけれども、自己評価としては悪くないと感じている。



次回の記事も、『薫風の水田』シリーズ第2弾 を掲載予定です。
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アトリエ随窓-16 『信金店ロビーが春色に染まる』

2018/05/18 09:20
 所属する富士見美術会の定例美術展の一つである 『春の信金展』 が今週から始まった。

 会場となっている 「諏訪信金 富士見東支店」 ロビーの展示ボードには、会員が持ち寄った最新作29点がグルリと飾られている。
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 春のこの時期はやはり “桜” や “新緑” を題材にした作品が多い。4月に行った桜の写生会で描いたスケッチも含め、鮮やかな春色の絵で壁一面が埋めつくされると、ロビー全体がさながら “春爛漫” の雰囲気になったように感じる。

 寒冷の地に住む人々は、暖かい春を待ち焦がれながら長い冬をやり過ごす。3月に雪が融け4月に花が咲き始めると、住民皆の気分が一気に上向きになる。そうした季節間落差の大きさの分だけ、暖かい地方の人々よりも 「春を迎えるエネルギー」 が高いように思える。

 絵を描く者としても、春が来た “爽快感・解放感” のようなものを素直に描きたいという気持ちが沸き起こるはず。
 
 巧拙は別として、寒冷高地ならではのそうした “春の喜び感“ が作品に表現出来ているかどうか という観点で見ていただければと思います。
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<ご案内>

【期間】 5/14(月) 〜 6/15(金) 平日のみ
    ※ 9:00 〜 15:00
【会場】 諏訪信金 富士見東支店(西友ストア横) 入口ロビー


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水彩画-189 『新緑のスケッチ(3)』

2018/05/11 09:02
 連休の前半は天候が安定していて暖かい日が続いた。
 
 我が家から車で数分のところに 『瀬沢』 という古い集落がある。国道20号線を走るたびに、新緑スケッチポイントになりそうな場所だと兼ねてより目を付けていた所だ。

 現地に行って気がついたのだが、武田信玄ゆかりの 『瀬沢合戦跡』 という史跡がある場所だった。
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 その看板のあるところから上は急こう配の畑地になっており、今は休耕状態なのでスケッチの足場に利用させていただいた。ここから南側や西側を見下ろすと、手前に民家集落、左右・奥に新緑の山という好条件が揃っているのが嬉しい。
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 今回は、ここで描いた2点を掲載したい。


1.画題 『新緑の瀬沢A』 富士見町瀬沢、 サイズ:A4

 初めに描いたのが南側の風景(A)。国道20号線が丁度S字状に大きく曲がる地域で、富士見(長野県)側から大武川(山梨県)方面に道路が走っており、左右からは傾斜のきつい山が迫っている。
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       <同場所の写真>
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 山肌は明るい色の広葉樹が主体ではあるが、色合いの暗い針葉樹も適度に散在しアクセントとなっている。
 この絵では、手前に連なる集落の佇まいも点景として大切だと思ったので、比較的丁寧にデッサンするように心掛けた。


2.画題 『新緑の瀬沢B』 富士見町瀬沢、 サイズ:A4

 2点目(B)はアングルをやや西側に振った眺めを描いてみた。
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       <同場所の写真>
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(A)の絵に比べて手前の集落は少なめだが、新緑の主題となる中景の山が画面の中央を大きく占めること、最上部に南アルプスの一峰である 『のこぎり岳』 を臨むことが出来ること が良い点だ。
 描いてみると、新緑の描写という点ではやはり(B)の方が迫力を出せると感じた。


<考 察: グリザイユ画法>

今回、作品(B)では意識的に新しい彩色方法を試みた。
透明水彩では、何度も色んな色を重ね塗りしていくと “濁り” が出てしまう傾向にある。従って、新緑(紅葉も同じ?)のように “色彩の鮮やかさを強調” したい絵の場合には、重ね塗りの回数を出来るだけ抑える必要がある。ところが、様々な色合いの樹影が何層にも重なり合う様を描写するために(陰影を出そうとして)どうしても色を重ねてしまう傾向がある。その結果として鮮やかさを失ってしまうことも良くある。

 それを防ぐための一方策として、初めにグレー系の色で大まかに陰影のみを付けておき、その後に彩色するという技法(グリザイユ画法というらしい)がある。今回自分は、初めにグリーン系グレー色を使ってこの画法を行ってみた。まだ慣れていないのではっきりとは言えないが、普通に描いた作品(A)よりも、彩度を余り落とさずに樹影を表現できるような感触を得た。今後さらに試行してみたいと考えている。

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水彩画-188 「新緑のスケッチ(2)」

2018/05/04 09:05
 いよいよ新緑が美しい季節。
 この時期、風が爽やかで天気も安定しているので、都合がつく限り積極的に一人スケッチに出かけるようにしている。

 自宅から車で国道20号に出て上り方向に10分ほど走ると、山梨との県境エリアとなる。富士見町信濃境の 『机』 という地域から釜無川の西側対岸を見ると、切り立った山の斜面に広がる広葉樹林の新緑の美しさが目に留まる。橋を渡った対岸は山梨県の 『大武川』 という集落であるが、秋には紅葉も素晴らしい場所で昨年の晩秋にもこの付近で描いたことがある。

 今回は柔らかな色合いの新緑の樹影がマーブル状に連なる風景を描きたいと思い、4月末の天気の良い日に、一人でスケッチに出かけた。

1.画題 『新緑の大武川A』 山梨県白州町大武川、 サイズ:A4

 『机』 側の土手上にはスケッチ拠点として適当な空き地があり、そこから『大武川』 集落を見ると形の良い民家がバランス良く並んでいる。先ずはそうした集落の佇まいを添景に、裏山の新緑を主題として一枚描いてみた。
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       <同場所の写真>
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2.画題 『新緑の大武川B』 山梨県白州町大武川、 サイズ:A4

 もう一枚は、見る方向を北側に振ってみた。

 
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この場合、民家は少なくなる代わりに視界がやや広がるので、左右からの山並みが交互に重なりながら奥へ続く様が絵に成ると感じている。
       <同場所の写真>
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<考 察: 新緑の色合い>

 この時期の樹影は新緑独特の微妙に異なる色合いが入り混じっており、ブロッコリーのように細かく連なる様を絵にすることは大変難しいいと感じている。

 大雑把にとらえても “数種類の色” があり、彩色段階の初めにその風景に合わせて先ず基本色を複数作るようにしている。さらに細かく観察すると10種類以上の変化がありそうなので、実際塗る作業では先の基本色に別の色を少し混ぜながら変化を付けることもある。

 また、その日のベースと思われる色を始めに山肌全体に塗っておく場合もあるし、敢えて塗らない場合もある。どちらの方法にしても、メリット/デメリットがある様に感じている....
 一方 “陰影” についても、樹々毎のこんもりとしたものと山肌の谷ラインに沿うように斜めに走るものとがある。
 そういう状態全てを短時間スケッチで描写するのは殆ど不可能なので、実際には大まかな “イメージ” を如何に簡略化して描き表すか? ということになる。いつもながら、なかなか思うように描けない題材だと思っている。

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アトリエ随窓-15 「作品展終了」&水彩画-187 「新緑の里山1」

2018/04/27 08:40
 先週一週間(4/17〜4/22)、北杜市大泉町で開催した 『八ヶ岳水彩画倶楽部 作品展2018』 が無事終了いたしました。
 土地勘のない方にとっては少々分かりづらい場所ではありましたが、開催期間中多数の方々に見学に来ていただいて、主催者の我々としてもやり甲斐や手応えのようなものを感じることが出来ました。
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  世間一般で開かれている美術展の場合、作家がかなりの時間を掛けて制作した 「大作」「力作」「意欲作」 というような作品が多いと思います。しかし今回の作品展は、どちらかというと我々が日頃現地で描いている小サイズのスケッチを主力とした ”普段着感覚の展示” でした。そういう意味では、巧拙は別として “水彩風景画の原点” といえるような雰囲気の作品展 だったと思います。見学者の方々に、そういう面で評価をいただけたのであれば、大変嬉しく思います。
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 出展仲間の中には遠地(在京)組も何人か居て、作品搬入・搬出は勿論、受付当番なども皆さんかなり苦労しての対応になったことも事実です。しかし一方では、近くの中華料理店にて全員参加で行った 「前夜祭/懇親会」 では、各人の創作意識の話題など普段なかなか持てない貴重な交流の機会となりました。

 次回は何時とは分かりませんが、またこうした場を持てれば幸いと存じます。

−−−− ◇ −−−− ◇ −−−− ◇ −−−−

【 水彩画-187 】
画題: 「新緑の里山」 北杜市大泉町谷戸、 サイズ:A4

 上記の作品展に友人を案内した帰り、まだ陽が高かったので一人で付近のポイントに出かけ、今年最初の新緑風景のスケッチをした。
 場所は、谷戸城址から南へ少し下った田園地帯。この付近では昨秋皆でスケッチした記憶があるが、田に水の入る前の新緑風景は未だ描いたことが無かったと思う。
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       <同場所の写真>
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 初夏のように熱い陽気で、甲斐駒ケ岳を始めとする南アルプスをくっきりと展望できる。今春は桜も早かったが、それに比例して新緑の色付きも随分と早いように思う。特に中景の広陵に広がる広葉樹の淡い新緑は大変美しいと感じた。
 遠景の南アルプスの裾野の広がりと中景の新緑エリアの比率をどうするか迷ったが、この日の主題である新緑の部分を広めに採ることにした。

 これから5月中旬まで、しばらく新緑のスケッチを楽しめそうである。

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水彩画-186『桜のスケッチ2018 A』

2018/04/20 08:07
 所属する富士見美術会では、例年4月後半に “桜の写生会” を行っている。
今年は周囲の桜が随分早くから見頃を迎えていたので、4月前半の天気の良い日を狙って開催した。

 富士見町信濃境の 『先達』 という部落に古くからのお寺があり、今はこの地域の集会所として利用されている。寺名は 『常昌寺』 と言い、戦国時代に武田信玄の家臣(多田常昌)が山城を構えて居住し、信濃攻略の拠点とされたことから 『先達』 という地名になったと聞いている。

 この境内には枝ぶりの良いソメイヨシノが数本あり、寺の「御堂」 や 「甲斐駒ケ岳」 を背景に桜を入れると “絵に成る” 構図を取り易い。

 当日は、ここに会員17名ほどが参加し、それぞれが現地で好きな場所を捜して2時間ほど写生会を行った。

 今日は自分が描いた2作の記事を掲載したい。


1.画題 『常昌寺の桜1(御堂と桜)』 富士見町信濃境先達、 サイズ:A4

 一枚目は、御堂を背景に桜を左から大きく入れた構図で描いてみた。
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       <同場所の写真>
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 どの画角で切るか?やや迷いがあったが、御堂の右横にある土蔵もナカナカ味が有るので、そこまで入れるようにした。
 御堂は石垣の上に在るため、一段下から見上げるような感じになる。従って自分が座っている位置とは結構落差があり、坂道や石垣などアプローチ系がやや入り組んで見える。しかし、その辺は主題では無いのであまり描き込まないようにした。


2.画題 『常昌寺の桜2(甲斐駒と桜)』 富士見町信濃境先達、 サイズ:A4

 2枚目は 「遠景に甲斐駒ケ岳、右側半分に大きく桜が覆いかぶさる」 いわゆる世間一般に写真や絵で “良く採用される構図” に切り取って描いてみた。
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       <同場所の写真>
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 絵要素としては極めて単純なため、特に桜の枝花をどのように描写するかで絵としての出来加減が決まる。
自分として留意したのは、手前から奥まで2,3本の桜が折り重なっている感じを出すことだった。そのために “桜の木に依って、タッチや色合いを微妙に変え、境界部に陰影を付けること” で重なりを表現してみたつもりである。


<考察: 桜の木は尖っている>
 
 桜の描き方は千差万別で、決して一様ではない。

描き方の一つの視点として、花枝を
@ 丸く描くか?  A 尖がらして描くか?
という違いがある。
 
仲間内の絵を見ると、どちらかというと “丸く描く” 人が多いと感じている。

 しかし、桜の主流であるソメイヨシノをよく見ると、木の最外周の先は実際 “尖って” いる。
さらには、何層にも重なっている枝の殆どが “内から外へ” 向かって伸びているので、枝に沿って咲く花の塊も、先端が全て外へ突き出しているはずである。桜の木全体として花枝の集合体となると ひと目 “丸く” 見える ということなのだろう。

 私も水彩画を始めた頃は、丸く描くことが多かった。しかし、最近は上記のような観察に依って “尖らして” 描くことが多い。その方が、桜の“生命力”や“勢い” あるいは “繊細さ”や“風にたなびく様” など、幾つかの桜の特質を効果的に表現できると考えている。
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水彩画-185 『桜のスケッチ2018』

2018/04/13 08:44
 4月に入って八ケ岳高原にも一気に桜のシーズン到来。

 例年なら4月中旬以降がピークなのだが、今年は第一週から見頃を迎えている。ということで、「さあ。桜のスケッチ開始!!」

 今回は、北杜市と岡谷市というかなり距離の離れた桜スポットで描いたスケッチを2点掲載したい。



1.画題 『谷戸城址の桜』 北杜市大泉町谷戸、 サイズ:A4

 4月最初のスケッチ会は、北杜市の桜の(隠れた)名所である 「谷戸城址」 になった。公園の上の方はやや遅いが、日当たりの良い入口付近は既に見頃を迎えていた。
 この城址の桜は過去に何度か描きに来てはいるが、今回は過去に描いたことのない 資料館前から城址側を見るアングル を選択し、仲間はそれぞれ気に入った場所に陣取る。
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       <同場所の写真>
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 「どの方向から、どの程度の範囲で切り取るか?」 がポイントとなる訳だが、私は “手前からのアプローチと右奥へ進む小径” のイメージを入れてみることにした。但し、主役の桜の印象をスポイルしないように、例によって下部は余り彩色しないように留意した。


2.画題 『横河川の桜並木』 岡谷市長地権現町、 サイズ:A4

 諏訪地方の桜の名所の一つとして、岡谷市の 『横河川』 という小河川の土手沿いの桜並木がある。
しかし、我が家のある富士見町からはちょっと距離感がある(25km程離れている)ので、これまで私は訪れたことがなかった。今年は初めて、単独のスケッチに出かけてみた。

 近くの公共施設の駐車場に車を停め、先ずは様子見で川の土手を一回り散策する。両岸にビッシリと連なる桜並木は、歩道の上に枝がアーチ状に覆いかぶさっており、見事な “桜のトンネル” を作り出している。
結局、スケッチ場所としては並木の入口付近が良さそうだと見当をつけ、一旦車に戻り道具を持って再びポイントへ。そこで作業を始め1時間ほどで何とか描き上げた。
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       <同場所の写真>
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平日だったので花見客の人出はそこそこではあったが、一部の人に冷やかしで声を掛けられたり覗かれたりした。それはそれで桜の下独特の風情の一つとして、自身も楽しめる余興のようなものと感じている。


<余談:『八ヶ岳水彩画倶楽部 作品展』について>
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 私がお世話になっている北杜市大泉町を中心としたスケッチ教室・同好会 『八ヶ岳水彩画倶楽部』 の作品展が、来週 4/17(水) 〜 4/22(日) に開かれます。会場は 『谷桜酒造』 敷地内のコミュニティ―ホール /北杜市大泉町谷戸。

 年間を通じて 八ヶ岳高原(北杜市、南牧村、富士見などのエリア) で描いた倶楽部メンバー(私を含め)の作品を数十点展示する予定です。

 どなたでも自由に見ていただけますので、ご興味がありましたら期間中是非足をお運びください。
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水彩画-184 「早春のスケッチB(野辺山)」

2018/04/06 08:56
 陽気はどんどん春らしくなり、日によっては初夏の暖かさのこの頃。全国的に桜の開花が10日〜2週間ほども早いと聞いている。

 富士見高原もいよいよ “春本番” となっており、例年なら4月中旬以降に咲く隣組の一本桜 (『高遠彼岸桜』の亜種らしい) が、今週既に開花して5分咲き程になっている。
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 そんな状況ではあるけれども、今回は今季最後のつもりで描いた “冠雪の八ケ岳” を掲載する。


 画題 『早春のスケッチB(野辺山)』 野辺山高原、 サイズ:A4

 4月最初のスケッチの日は、上空は晴れて初夏のように暖かい日だった。但し、黄砂と花粉の影響でやや霞んだような春独特の空だった。
雪を被った八ヶ岳は恐らくラストチャンスだろうということで、野辺山高原の開拓記念碑付近から八ヶ岳東麓を広く取った構図で描くことにした。
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       <同場所の写真>
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 主題は当然 雪の被った 『八ヶ岳』 と 広大な 『裾野』 及び 『カラマツ林』。
 一方、手前に広がる牧草地はまだ冬枯れの状態で絵に成らない。従って、緩くカーブする一本の道だけをアクセントにして、例によってデッサン線をそのまま残し殆ど色付けをしない描き方にした。


<余談:春只中の静岡へ>

 3月最後の週末、静岡市方面へ夫婦で出かけた。私が所属する美術会で、この秋に予定している研修旅行先として静岡を候補地にしているので、事前(美術館など)の下見を兼ねて一足早い花見をして来ようと考えた次第。

 当日は天気が良くて助かったが、若干風が冷たく流石にシャツ一枚という訳には行かなかったけれども、寒冷地に住む我々にとっては、“春の雰囲気” を十二分に満喫することが出来た。

 たまたま 『駿府城公園』 附近では例年の ”春祭り” が行われていて、武者行列や踊り連パレードなどがあり、大変な人盛りだった。
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 満開の桜の下では、皆さん花見に興じて気分はお祭りムードで最高潮の様子。我々も、屋台で名物 “静岡おでん” を買って食べてみた。
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 味噌出汁だけれどもサッパリしていてとても美味だった。

 また、清水港エリアにある大きな魚市場にも寄り、施設内の食堂で海鮮丼をトライ。
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 湊直結の食堂ということで、さすがにどれも新鮮かつボリュームたっぷり。久々に、海辺の明るい陽差しと味を堪能できました。 
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