水彩画-293 『片倉館の秋(習作)』

 コロナ禍や豪雨・日照不足といった天候不順で人間界では多大な影響が出ている一方で、動植物の季節の移り変わりは確実にやってくる。

 我家周辺の7月後半の風物詩の一つは 「ヤマユリ」 の群生一斉開花。独特の甘い香りがあたりを漂う。
B IMG_4834.JPGB IMG_4824.JPG
 もう一つは 「ヒグラシ」。雨の日も晴れの日も、夕方の決まった時刻になると一斉に鳴き始める。この声を聴くと 「ああ、いよいよ梅雨明けして盛夏になるんだ」 と改めて気づかせてくれる。

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 さて、7月後半のスケッチ会は雨の日続きで “お流れ” が多かった。
 
折しも巷は  “コロナ第2派” 騒ぎで、地元でも不要不急の外出を控えている人が多い様子。
私自身も致し方なく “コロナ巣ごもり” 状態で、アトリエに籠って好きなことをする日々が続いている。

 そんなこんなで、今のうちに習作(いつも年末に開かれる美術/応募展を意識)に手をつけておこうと思い立った。今回は、そんな中の一点を掲載する。


水彩画-293 『片倉館の秋』 諏訪市 片倉館、 サイズ:A4

 諏訪市の諏訪湖畔にある 「片倉館」 は、諏訪地方の主要な観光スポットである。
大正から昭和初期にシルクエンペラーと称された片倉財閥によって、地域住民の構成・社交の場に供するため建てられた施設で、国指定重要文化財となっている。

私は数年前にも、ここを題材に習作を描いたことが有ったが、その時は独特な構造の建物を主題に描いていた。結果として、誰でもが描きそうな凡庸な絵になってしまったように思う。

 今回は、西側の入り口側から見た銀杏並木の “黄葉” を主体にし、片倉館そのものは点景として部分的かつ小さめに描くように試みた。
B 片倉館の秋1.JPG
     
留意した点として、

・低い目線から、銀杏並木を見上げるような構図
・そのために、紙面を縦置き
・銀杏の黄葉を多様な色彩で表現
・左奥から射し込む斜光による明暗づけ


一方、反省点として、
・建物上部にやや空が抜ける空間が欲しい
・プロムナードに若干の人影を入れる
・右端の門柱は無い方が良い


 こんな自身レビューによって、次の習作でさらに改善していければと思っている。

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