水彩画-291 『初夏のスケッチ(4)2020』

 梅雨明けの見通しが立たない日々の中で、いつものスケッチ会は 「出来れば良し」 という状況が続いていた。

 今回は、6月最後と7月最初のスケッチ会で描いた2点を掲載する。


【作品1】 画題 『梅雨空の里山』 北杜市高根町東井出、 サイズ:A4

 高根町東井出の村山地区は、典型的な里山風景が広がっており、題材探しで困ったときの定番の場所。これまでにも何度も繰り返し描いている風景なので、今回は “梅雨空を主題にする” という意図で描くことにした。

B 梅雨空の里山b.JPG
       <同場所の写真>B DSC07370.JPG
 留意した点は、
・上半分程を “空” に割付し、手前の水田は1/5くらいに圧縮
・重くのしかかるような空(雲)が奥の山(茅ケ岳)にかかる様子の描写
・民家群はデッサン主体とし、彩色は最小限にする ⇒ ぼんやりした空との調和をとるため

 主題である “どんよりと被さるような梅雨空の雰囲気” は、それなりに表現できたと感じている。


【作品2】 画題 『初夏の避暑地(2)』 北杜市高根町清里、 サイズ:A4

 7月最初のスケッチ会も、今にも降り出しそうな梅雨空だった。

 困ったときの 「萌木の村」 ということで、今夏2度目の場所で題材探し。
 レストランROCKの駐車場に車を停めて、仲間はそれぞれ “何を描くか?” 個人の好みで探索することになった。 もう何度も来ている場所なので、私は従来描いていなかったアングルを探して、ROCKの直ぐ奥にある質素な建物を主題に描くことにした。人に聞いたところ、ここは 「陶芸館」 だったようだが、今は営業していないということだった。

B 初夏の避暑地2.JPG
       <同場所の写真>B DSC07395 (2).JPG
 建物は、色こそ地味だが造りはやや洒落た感じで好感を持てた。但し、周囲の樹木は初夏の枝葉が深く茂り、建物にしっかり覆いかぶさっている。こうした風景を絵にするのは骨が折れるのを、これまでの経験で私は承知している。
 デッサンでは当然主題の建物の構造を意識して時間をかけるわけだが、彩色はむしろ枝葉の緑の色分け・描き分けがポイントとなる。奥の建物の窓などを暗く落とし、周囲の緑を明るくするというコントラストで何とかまとめた次第。

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