水彩画-285 『薫風のスケッチ(3)2020』

 今週は県境(長野県と山梨県)付近で描いた新緑のスケッチ2点を掲載する。


[作品1] 画題 『新緑の大武川』 富士見町落合 神代、 サイズ:A4

 我家から車で国道20号線を10分ほど南下すると、山梨県との県境エリアに入る。神代という地域から釜無川を挟んで対岸には、山梨県の最北となる 「大武川」 という集落が見える。急こう配に立ち上がる裏山は “広葉樹・針葉樹の埴生バランス” が大変良く、春の新緑・秋の紅葉シーズンはその美しさに目を奪われる。ということで、近年は私のお気に入りのポイントの一つとなっている。

 今回のスケッチは、以前描いたものよりもややズームアップしてみた。

B 新緑の大武川.JPG
       <同場所の写真>B DSC07081.JPG
 さらに、新緑の山肌を効果的に表現するため 『グリザイユ技法』 を使った。但し先週の作品と異なり、陰影をつける手段として絵具ではなく “グラファイト鉛筆” によるデッサンで行ってみた。
       <デッサン完了時点>B 新緑の大武川(デッサン).JPG
 絵具と比べて、“手軽で作業時間が早い” というメリットがある一方で “彩色全体との馴染みや質感がやや落ちる” というデメリットもある。まあ、スケッチという位置づけからすればこれでも十分と言えそうだが...。 


[作品2] 画題 『新緑の国界』 富士見町境 上蔦木、 サイズ:A4

 作品1の場所からさらに数分南下すると 「国界(こっかい)」 という名前通りの県境地域になる。ここの信号から東側の山へ登っていく県道は小淵沢町へ続いている。
 この付近の道脇に車を停めて田園エリアを散策する。丁度、田に水が入り 「代掻き」 が最盛期であった。以前、ここの坂の上の方から遠景で描いたことが有ったので、今回は一枚の田をアップして、裏山の新緑と水面への反映をテーマに描いてみた。

B 新緑の国界.JPG
       <同場所の写真>B DSC07095.JPG
 新緑の彩色については、陰影を重点にして絵具によるグリザイユ、彩色全般はやや地味にしてみた。やはり、水面の微妙な映り込み表現が難しいと感じた。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント