水彩画-283 『薫風のスケッチ(1)2020』

 5月連休に入ると、八ヶ岳の里山エリアは一気に木々の若葉が芽吹き、色とりどりの新緑が目に眩しい程になる。私にとって、一年の中で最も “描く意欲” が湧き出るのがこの時期である。

 これからしばらくの記事は、新緑風景のスケッチを掲載していこうと思っている。

『薫風のスケッチ』 シリーズ第一回の今日は、白州町エリアを題材にして描いた2点を掲載する。

 国道20号線沿いにある 「道の駅 はくしゅう」 には、野菜や食料品などを時々買いに出かける。ここから国道を挟んで向かい側(東側)は、釜無川の河川敷が広がっており見通しの良い水田地帯となっている。国道を走りながらこの風景を眺めると、視界が開けて大変すがすがしい気分になる。

 緩やかに下っていく水田エリアの先には農家集落があり、その裏手には 「七里岩」 と呼ばれるほぼ垂直に切り立った段丘が続いている。以前から、この七里岩を背景にした眺めを題材にしたいと思っていたので、最も絵になりそうな新緑のタイミングで描くことにした。


[作品1] 画題 『新緑の七里岩1』 北杜市白州町白須、 サイズ:A4

B 新緑の七里岩1.JPG
       <同場所の写真>B DSC07014 (3).JPG
 作品1は、やや南寄りのアングルで選んでみた。
 七里岩にはところどころ洞穴のようなものがあるので、その一つを入れることにした。また、左から斜めに迫る崖と、若干奥に続く右側の崖の交錯する位置を選んだ。手前には、密集している民家を入れる構図だが、手前の田んぼは控えめにカットした。

[作品2] 画題 『新緑の七里岩2』 北杜市白州町白須、 サイズ:A4

B 新緑の七里岩2.JPG
       <同場所の写真>B DSC06993 (2).JPG
 作品2は、目線を90度北寄りに向けて、右側から奥へ斜めに連なって行く崖を捉えるようにした。ややズームアップしているので、民家群も作品1より大きめとなったが、形の良い日本風家屋が多いのでまとめ易かった。

 何れものスケッチも、主題は崖に群生する “新緑” である。一斉に芽吹き始めるこの時期は、数種類の色合い(淡黄、淡緑黄、淡青緑、濃青緑、淡紫茶、淡桃、淡灰 など)が、ブロッコリー状に連なっている。  

 実は、過去何年もこのパステルカラーのような淡い色彩を表現しようと努力をしてきている。少しずつ進歩はしているとは思うが、なかなか思うように描けないでいる。微妙な色彩と陰影の両面の描写が求められる難題の一つである


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