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zoom RSS 水彩画 その148 「春の美術展出展」

<<   作成日時 : 2017/05/12 08:25   >>

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 先週、初夏を思わせる晴天の日に家族で蓼科方面へ遊びに出かけた。蓼科湖近くにある 「聖光寺」 境内の桜は例年5月上旬が見頃であるが、実際当日は8分咲きほどで絶好の花見日和。連休ただ中ということで県外からの行楽客で大変混み合っていたけれども、境内も広いし駐車場もたっぷりあるので、芝地にシートを敷いてしばし今年最後の花見を楽しむことが出来た。

 さて、町美術会恒例の 『春の美術展(信金富士見東支店:ロビー展)』 が来週15日(月)から始まる(〜6月15日まで)。

 私も 「春」 をテーマに2点出展する予定なので、以下にその作品を掲載したい。


1.テーマ 「春萌える対岸」 韮崎市清哲町付近、 サイズ:P8

 韮崎市エリアの国道20号線は釜無川に沿って南北に走っている。河原が大変広く視界を遮るものが殆ど無い上に、富士山を始め周囲の山並みを眺望できるなど、ここを通るといつも気分が爽快になる。

 釜無川の対岸(西側/右岸)はなだらかな段丘になっており、古くからの集落が点在している。4月の中旬甲府方面へ出かけた際に、その右岸一帯が丁度 “山桜と新緑” の明るい色合いに染まっていて大変印象的だった。その後、この風景を習作として小サイズで一枚描いてみたが、春らしい色合いを充分に出すことが出来なかった。その時の反省を元に、美術展出展を意識して再度描き直したのがこの作品。
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       <同場所の写真>
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特に留意した点は以下の通り
1)段丘に映える樹木の色合いを実際よりもかなり明るくカラフルにする
・明るいパステルカラーのような微妙な色合いにする
 ・多様な色彩を使い分ける(ピンク、紫、黄、橙、黄緑、青緑、青 など)
 ・木々をブロッコリーのような塊として表現する
2)手前の河原の色合いを若干脚色する
 ・実際にはほぼ全面を覆っていた葦類の地味な色を、最下部の約半分に圧縮する
 ・空いた中間部を、菜の花が黄色の絨毯のように繁茂している状況に表現する


<考察:春色の表現>
 一口に 「春色」 といっても桜から新緑の時期の移り変わりの中で、週替わりでどんどんと変わって行く。山桜のピンク・赤色がまだ残っていて、かつ広葉樹の柔らかな黄緑、カラマツなど針葉樹の青緑 などが全て揃ってマーブル状に映えるのはほんの僅かな時期だけである。
 絵を描く場合は、必ずしもそうした “短い旬” に遭遇できなくても、他の時期・他の場所などで似たような風景に出会えた経験をベースに、理想的な色合いに創作することが出来る。絵画の持っている写真とは違った自由度、それを積極的に生かすような表現が出来るよう精進していきたい。


2.テーマ 「緑風の再会」 富士見町富士見ヶ丘、 サイズ:F6

 我が家から歩いて10分ほどの高台に、イングリッシュガーデンコテージ(個人宅)がある。ここは、個人的に3年ほど前から繰り返し描いている題材で、自分としてはシリーズ作の一つになっている。

 今回の作品は少し嗜好を変えて “家族の再会” というテーマを盛り込んでみた
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 このコテージには実際高齢の御婆さんが居住されていて、ガーデニングの時期にはその家族の方々が来て庭作業や生活全般、来客対応などをサポートしていると聞いている。

この話を参考に、一つのシナリオを考えた
『良く整備された庭に多様な野草が茂り、色取り取りの花が咲き誇る。初夏のグリーンガーデンは正に美のベストシーズンだ。高原を渡る爽やかな緑風に誘われるように、久しく会えなかった家族が祖母を訪ねてコテージにやって来る』 といった、言わば “幸福の再会” の一瞬を描いてみた次第。

 テーマ性を重視したため構図として実景は6割程度採用に留め、残り4割は各種絵要素を再配置して作っている。画面の殆どが緑で覆われている中で、色彩のバランスとメリハリをどう取るか? いつもながら難しい題材だと感じている。

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